sugiosa blog

本流の為に今まで何本かのロッドを買った。
自転車移動やナップに差して持ち歩きたい。そんな事を考えると、マルチピースのロッドがメインとなった。
最初はフリーストーンFVの安いマルチピース。値段を考えると驚異のロッドだ。２万円を切る値段でこの性能すごい。もう使わなくなってしまったが凄い。
そしてフリーストーンSCL。いいロッドだったが壊れた・・・。野呂でのメインロッドだったけど。バスでの持ち歩きも便利。ロッドケースも軽いし。
そしてスコットのマルチピース（5PC)を買った。そしてスコットが大嫌いとなった（スコット好きな人すみません）

本流でロッド選びのポイントは
河原が広く心置きなくラインを伸ばせるし遠くから狙いたいのでキャスティング能力が高いロッド。広い本流ではロッドは長い方が有利。８フィート後半がいい。そして風が強いからある程度の強さ。魚の大きさを考えて３番（風を考えると４番なんだけど・・・）

そして選んだロッドがスコットのG843の5PC。当時あまりマルチピースが無かった。（今は3PC、4PCが多いけどなぁ）。８万くらいしたぞ。

まず、許せないのがトップが異常に緩むという事だ。とにかく緩み何回飛ばしたか。
確かにマルチピースは緩みやすいが尋常じゃない。ましてや８万もするロッドの精度ではない。セージもウインストンも緩むがレベルが違う緩み方だ。酷い。ちなみにフリーストーンのSCLはほとんど緩まない。日本メーカーの精密度は凄い。
あと、番手というかラインをどう合わせるか。もともとスコットは一つ上の番手を使ったほうがいいという話はあった。
実際、３番より４番の方がロッドの曲がりを感じられた。アメリカとのキャスティングの距離の違いか。しかし４番を乗せてしまうと、ラインを出したとき今度は重すぎさを感じた・・・
近距離では３番では曲がる感じがしないし、４番にするとラインを出すと今度はなんか重すぎるような・・・
”なんだこのロッドは”トップは外れるし・・・
いくらキャスティングがへたと言っても使い辛くてやってらんねぇ。８万もするのに！！
ということで使わなくなった。８万もするのに！
ということでスコットを大嫌いになったのだが・・・
８万もするのに使わないというのも頭にくる。何とかならないかなぁと考えていたのだが（売っちまえばいいという考えたかも有るがこんな腐ったロッドを売るというのもどうか・・・）

そして考えたのがまずフィルールワックスをよく塗って抜けを防ぐ。そしてラインだ。ネットを見ていたらバリバスのラインで３．５番ってのを見つけた。これなら合うんじゃないの？？？

通販で３．５番を取り寄せ、それに合わせリールまで買っちゃった。
また散財だ。
これで少しは使えるようになるか・・・

この日はひろりんと釣行。本流へと・・・・

そしてスコットのロッドを試す時が来た。

結果から言うと厳しかった。
この日は梅雨明けで天気がピーカン。それも猛暑となった。とにかく暑かった。
あの日差しでは開けた本流は厳しい。

最初に釣れたのはこんなアマゴ。
２年前の台風で本流は厳しいのはわかっている。とにかくいいアマゴが一つでも出てくれれば・・・

このアマゴが最大だった。フライをひったくるように出てくれたのだけれど・・・

こんなアマゴが釣れて今日は終わりだった。
瀬でもあまり反応が無く私は諦め気味だったが、最後まで諦めなかったひろりんには逆転ホームランが待っていた。
時間的にももうそろそろ引き上げなかればならないという時間にすばらしいアマゴをキャッチした。これから夜勤という時に無理して来たが、救われた。よかったね！

やっぱこの流れはいいね！！

ロッドだが、ワックスを塗り捲って少しはよくなったけどまだよく緩む。我慢できるレベルかというと値段から考えれば程遠い。
ラインは３．５番って合っているような気がする。気がするだけだ。お金出したからそういう気分になっているのかもしれない。
値段から考えればカスである事は違いなけど使う気にはなった。

７／１４に放流の手伝いを少しさせて頂いた。
７／１５はSさんが上流へイワナを釣りに行くというので同行させてもらった。

開けて快活な流れが続く。
今日は三連休の最終日。Sさんも渋いと言っていた。

入渓当初はほんとに渋く、苦戦。
しかし徐々に反応が出始めて、時々ライズも。
イワナは開きに出ている奴しかほとんど反応せず、巻きや深みではほとんど反応は無かった。

何処までも快活な渓相が続く。フライ振るにはストレスがない。

開きに出ているイワナ達がぼちぼちと相手をしてくれた。

また行きたくなる流れだった。Sさんありがとうございました。

７／１７、平日休みだったこの日は良型のアマゴを狙って。

本流へ良型アマゴを狙って。
今日も天気がいい。広い河原の本流では”釣れる気がしない・・・・”いつもこんな思いがよぎる。
とにかく、小さなポイントまで丁寧にやるしかない。

最初のアマゴは流れのど真ん中から。比較的流れのある所で。場所から大きいのではと思ったがかわいいサイズだった。ま反応が有ったので少し安心。

時間が進むにつれて日差しが刺すようになる。開けた本流では厳しい条件だ。
でもこんな時期にやってしまう。マゾ的な釣りだ。
１つだけ９寸サイズが出てくれればいい、出来れば尺がらみで・・・・。高望みかな・・・
少ないチャンスも逃さないようにしないと。

幅広のアマゴが瀬から出てくれた。
サイズは２４ｃｍくらいかな。これくらいのサイズでも狩野川や河津の支流ではなかなか出ない。
しかも何でこんなに幅広なんだろうか？太っているし。

瀬を丹念に攻めるが反応は乏しい。

瀬の中から少ない反応を拾っていく。
大きくはないが幅広アマゴが出てくれる。

瀬脇から出てきたアマゴ本当に幅広だ。
真夏の真昼間のアマゴ。日差しがまぶしい中のアマゴは最高にうれしい。

開けた真夏の渓。思う存分ラインを伸ばして狙える（風が厳しかったけど・・）

昼飯を食べた支流のたまりに居たアマゴ。フライを吸い込むように吸い込んだ。

ここから深瀬が続く流れ。
いい型のアマゴが着きそうなので慎重にやるが・・・なかなか出ない。

水深、沈み石ともいい流れで。

やっと出てくれました。オーバーネットサイズ。メジャーもって無かったから計れなかったけどネットサイズから考えると尺あるかないか位かな。この魚も幅広だ。しかもこのサイズでもアマゴって色してる。このサイズが出てくれれば満足。来た甲斐があった。（＾＾）

いいポイントが続いた流れ。あの流れ込み付近で出た。

ここは上のアマゴが出た上下でもあと２ついい奴が出たのにとれず！！・・・だめだなぁ・・・

帰る途中に気になる大きな流れ込みで釣れた唯一のイワナ。ポイントからアマゴだと思ったのになぁ・・

あの、アマゴの釣れた事を頭の中で繰り返しながら暑い河原を歩く。
炎天下のなか、正午過ぎに出てくれた。
これで、また来たくなっちゃうんだよね・・・・暑いけど・・・

河津川へ出かける。
真夏だがここの流れは木に覆われた流れだからあまり暑くはない。（涼しくもないけど・・）
今シーズンは私が釣行した狩野川、河津の支流ではこの区間が一番安定して魚が居る。

入渓していつものようにかわいい、綺麗なアマゴが反応する。
ここで使うロッドはほとんどグラスフィール。すごい癖があります。グラスロッドだし。
ただこんなアマゴ達でも引きは楽しめます。

ネットを使ったアマゴ。このサイズになるとグラスフィールでは大物感覚になります。
２０cmちょっとかな？？

釣れたのはこの滝の下の巻き

こんなサイズのアマゴがそろった。支流ではいいサイズだと思う。

期待のポイントで出たアマゴ。
開きに出ていた。

上のアマゴが出たポイント。低い滝から大きな開きがあるポイントになっている。
開きに魚が出ている時で条件が良いと複数の反応があるポイント。

やっぱ河津のこの区間は魚が多い。
秋までこの状態ならいいけどね！